Category: 日本の文化

マンガ・アニメ

日本を代表するカウンターカルチャー、いや今ではモダンカルチャーの代表ともいえるマンガ・アニメですが、実は80年代まではあくまで子供のもの、という評価が一般的でした。それが大人でも電車でマンガ雑誌を読めるまでに一般化したのには、1つの重要な転換点があります。 宮崎駿の登場  国民的アニメ映画監督として、今では知らない日本人はいないといってもいい宮崎駿。彼の登場こそマンガ・アニメの大衆化を促し、そしてマンガ・アニメの社会的な地位を押し上げた最大の要因といえます。彼の作品は親子揃って楽しめる内容で、美しい世界感を持ち、そしてその感動的な余韻によって、業界全体のイメージすら変えることになったのです。
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浮世絵

浮世絵は今でこそ日本の芸術の重要な部分を占めるものと認識されていますが、その評価が決定的なものとなったのは、19世紀パリの芸術家たちに認められるようになってからといわれています。実はパリ万博に日本が出展した陶器を割れないように包んでいたのが浮世絵で、それを見つけた画家、特に印象派の画家たちがこぞって浮世絵を礼賛し、収集し始めたのです。その中には、かの有名なマネやゴッホもいたとされています。 代表的な浮世絵師  葛飾北斎 喜多川歌麿 東洲斎写楽 歌川広重 菱川 師宣
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